黒幕が誰なのかわからないままとうとう第9話まできてしまいました!
さらに、文吾と因縁を持つ小藪一豊さん演じる「馬淵」というキャリア監察官も登場するということで、本当に目が離せない第9話のあらすじやみどころをご紹介します。
日曜劇場「テセウスの船」ドラマ第8話ネタバレあらすじ|みきおに翻弄されまくる心さん文吾親子
もくじ
日曜劇場「テセウスの船」第9話ネタバレあらすじ
田村心(竹内涼真)が犯人に呼び出されて向かった文吾(鈴木亮平)の後を追うと、そこには意識不明で重体の加藤みきお(柴崎楓雅)がパトカーに残されていた。連絡が取れずに行方不明の文吾に、県警の監察官・馬淵(小籔千豊)は殺人未遂容疑で家宅捜索するために佐野家を訪れる。
文吾の消息が掴めないまま佐野家には記者たちが集まり、警察官が殺人事件に関与したと騒ぎ立てる。音臼小事件を阻止しても父は殺人犯の罪が着せられた状況に陥ってしまう。心は、文吾に殺人犯の罪を着せて死刑に追い込むという真犯人の執念深さを感じるのだった。そして、文吾への恨みの原点と思われる謎のメッセージが届く。
追い詰められた和子(榮倉奈々)が集まった記者たちに語った言葉とは!?
そして、ラストには衝撃的な犯人の策略が待ち受けていた・・・!!
文吾はどこへ
みきおに呼び出された文吾を追いかけてキャンプ場にやってきた心はパトカーの中で倒れているみきおを発見。
そこにケンカがあったと通報を受けた森ら警察がやってきた。心は事情を説明し、みきおが倒れていることを伝えた。
パトカーはあるがそこにはいない文吾を無線で呼び出すが応答はない。
森はみきおのことを犯人だと言っていた文吾の言動を思い出し怪しんでいた。
こんな子供を疑うなんて信じられないという森。
文吾一人を呼び出したのは、やはりみきおと共犯者の罠だったのだ。
21人の毒殺は阻止できたが、このままでは結局文吾が殺人犯にされてしまう。
心は文吾を探して山の中を歩き回ったが見つかるはずもなかった。
殺人犯のお父さんなんていらない
佐野家に戻ると和子と鈴、慎吾が待っていた。
お父さんも帰ってこない、という鈴らに説明をしようとした時、警察がやってきた。
駐在所には宮城県警監察官の馬淵と森ら警察官が。
馬淵は文吾にみきおへの殺人未遂容疑がかかっていると和子に話した。
みきおは青酸カリ中毒で意識不明の重体だという。
突然令状もなくやってきた警察に立ち向かう和子だったが、馬淵らは有無をも言わさず自宅に入って家宅捜索をはじめた。
みきおを襲った犯人は和子らを拉致した犯人と同じはずだからそちらを先に探してくれという心に馬淵は、文吾がみきおを犯人だといいつけまわしていたという情報から、文吾を疑っているという。
馬淵は以前文吾と同じ署にいたことがあるという。
文吾は正義のためなら見境がなくなるところがあったと語る馬淵。
家中を荒らしたが証拠らしいものは見つからず、警察は帰っていった。
翌朝、佐野家にはマスコミが大勢駆け付けていた。
パトカーの中に瀕死の子供を置いて行方不明になった警察官の妻に、マスコミは容赦なく質問を投げかけた。
マスコミにもみくちゃにされる和子を心が救いだし、なんとか家の中に入ったが、鈴や慎吾はその様子に不安をかくせないでいた。
その頃文吾は目隠しをされて監禁されていた。
そこにいると思われるみきおに、こんなことはやめろと話しかける文吾。その時犯人がテレビをつけた。
パトカーの中で青酸カリ中毒で倒れている10歳の子供が発見され、現場から巡査部長が逃走したというニュースが聞こえてきた。
自分は何もしていない!
そう叫ぶ文吾の元には誰もいなかった。
鈴と慎吾は学校を休むことにした。
帰ってこない父のことをみんなが殺人犯だというこの状況に、鈴や慎吾は文吾を信じられずにいた。
鈴は警察やマスコミに追い詰められ「殺人犯のお父さんなんて帰ってこなくていい」とまで……。
文吾を信じる家族
文吾が音臼小事件の犯人だと逮捕されたあの頃と同じ状況になりつつある佐野家に居てもたってもいられず、心は外にいるマスコミの前に飛び出した。
文吾を犯人だと決めつけるのはやめて欲しい、むしろ事件に巻き込まれた可能性もある、そう語る心。
その様子はテレビに生中継されていて、文吾にも届いていた。
家族の話を聞き出したいマスコミは心の話など聞いてくれない。
家族でもない他人は黙っていろ!というマスコミに心が耐えていると、後ろから和子が現れた。
ただひたすら、昔心が見た母の様子とおなじように頭を下げる和子。
そして頭をあげた時、和子はマスコミに
文吾は優しく誇り高い人間であり、自分が間違っていると思うことはしないと言い切った。
警察官として村の人や家族を守ってきた文吾を信じている。
そう語った和子。
ニュースから流れる和子の声に喜ぶ文吾だったが、再びスタンガンによって気絶させられてしまった。
父を信じる母の姿に、子供たちも父のことを心配し始めた。
それは心も同じだった。
みきおの元へ
おそらくあの山のどこからにいるはずだが広すぎて見つけるのが難しい。
事情を知っているに違いないみきおを訪ねるため病院にむかった心。
病室に入ると、みきおはまだ意識が戻っていないようだった。
そこへやってきたのはみきおの世話をしているさつきだった。さつきは
「佐野文吾は許せない」
と、以前聞いたのとおなじ言葉を心に投げつけた。
戻ってきたノート
手がかりが何も掴めないまま駐在所にもどった心は、デスクの上に封筒が置いてあるのを発見。
その中には以前捨てて犯人が拾ったと思っていた、由紀が事件をまとめたノートが入っていた。
ノートをめくってみた心は、最後のページに一枚の紙が挟んであることに気づいた。
それは、1977年に開催された音臼村祭のチラシだった。
12年前の村祭りで何があったのか……そう考えている心は祭りの実行委員に音臼小学校の校長の石坂の名前を見つけた。
犯人が心に校長に会いに行くように仕向けているのか……。
それも罠の可能性もあるが、このまま立ち止まっているわけにいかない心は校長に会いにいくことにした。
校長によると、ある事件が原因で音臼村祭りはこの時の開催が最後だったという。
その事件について聞き出そうとする心に校長は、12年前の事件と今起こっている文吾の事件と関係があると思っているのか?と聞いた。
そして文吾が犯人であるかのように話す校長に心は、文吾は犯人じゃない!と声を荒げた。
そんな心をみて、校長はすぐ熱くなるところが文吾にそっくりだと言った。
村に突然現れ、雪崩を言い当てたり誘拐を予見したり、でも百恵ちゃんや森昌子を知らない心。
怪しくはあるが、あなたは嘘をついたり人をだましたり利用する人間ではない、そんなところも文吾にそっくりだと話した校長。
必ず、文吾を救ってくれと心に頼んだ。
12年前の祭で起きたのは食中毒だという。
炊き出しのきのこ汁の中にたまたま毒キノコが入っていて女性が一人亡くなったのだ。
その女性とは、現在村で農家を営む徳本の母親だという。
校長の話を聞いた心は、急いで徳本の元へ向かった。
心が出て行った校長室に、さつきが現れた。
みきおの容態を聞く校長に、さつきは「はい」
と答えた。
帰ってきた文吾
心が行くと、徳本の家には誰もいないようだった。
雑草を刈っている徳本の元に商店を営む井沢がやってきた。
「さぁ、ひと頑張りだ」
「あいつは、図体がでかいからな」
そう話す2人は何かを準備し始めた。
何も手掛かりがないことに焦る心。
山の下にいると、上から木が落ちてくるのに気づいた。よく見るとそこには文吾が!
家に帰ると子供たちや和子は文吾の帰りを喜んだ。
家族が集まっているところに軽トラックにのった徳本と井沢がやってきた。
「ぶんちゃんもどってきたのかい」
そう明るく言うと、良いものを用意したから一緒に来いという。
元気をなくしているであろう鈴や慎吾らのためにと炊き出しを準備してくれたのだ。
心は文吾に駐在所に置かれていたノートのことを話した。
また馬淵が来た事を伝えると文吾は、あいつには昔から嫌われていたが、自分が監禁されていたことを説明すれば大丈夫だと言った。
文吾が解放された理由がわからない心は、まだ安心できない。
文吾は家族のことを心に頼み、警察にむかった。
仙南署に行くと、馬淵と森が文吾を迎えた。
みきおの殺人未遂には関与していないし、拉致をした犯人の顔も見ていないことを2人に説明。
しかし、まだ文吾への容疑が完全に晴れた訳ではないということで留置所で一晩過ごすことに。
罠を探せ
翌朝、和子は文吾を迎えに仙南署へ向かった。
心は、犯人の目的は文吾を死刑に追い込むことだとしたら、このままおわるわけがないと考えた。
何か見落としていることがないか、再びノートを読み返していた時、文吾の逮捕の決め手となった「自宅から青酸カリがみつかった」という記事がひっかかった。
もしかして、すでに青酸カリが隠されているのではないか?
あの家宅捜索のときに隠された可能性もある。そう思った心は家中を探し始めた。
その頃、山の中では不審なものが発見されたと森と馬淵の元に連絡が入った。
オイルがきれたライターや以前誘拐された三島明音ちゃんの隠し撮り写真、こわれたワープロのフロッピーディスクなど。そのディスクには「駐在日誌」と書かれていた。
そしてその現場には父を亡くした田中の姿が。
森らに連絡をした警察官が田中に事情を聴いている様子を遠くから石坂校長が見ていた。
家の中に青酸カリはないことを確認し、ほっとしていたところに誰かがやってきた。
心は文吾と和子が帰ってきたと思ったが、駐在所にはいってきたのは馬淵と森だった。
文吾が使っていたワープロはどこだ?!と慌てた様子の馬淵がデスクの上にワープロを見つけていそいで起動。
「駐在日誌」
というファイルを発見し開いて見ると、そこには
1月7日
パラコートは予想外に時間がかかった。
やはり『本番』は、あの薬でいこう。
計画通り、次はもっと大きい人間で試してみる。
1月8日
あの薬は手配した。
『本番』に向け、まずは準備だ。念入りに、慎重に。
誰にも邪魔はさせない。
1月17日
翼が死んだ。
バカなヤツだが盛り上げてはくれた。
本番まで、あと2ヶ月。
待ちきれない。
今まで村で起こった事件について書かれた日記、
これは以前みきおのところで見たものだ。
そしてさらに続きがあり
3月13日
今までの証拠品はバレないように村のはずれに捨てた。
でも念のため、青酸カリは家の裏庭に埋めた。
馬淵は警察無線で応援を依頼し、すぐさま家の裏庭にむかった。
庭の土の色が変わっている部分を見つけ手で掘っていくと、そこからは青酸カリの瓶が出てきた。
文吾と和子が家につくと、鈴と文吾が父の帰りに喜んで外に出てきた。
しかし、同時に複数の警察車両が佐野家に到着。
文吾は連続殺人の容疑で警察に連行されてしまった。
日曜劇場「テセウスの船」第9話あらすじ予想
やっぱりつかまってしまう文吾
事件を止めるためにあんなに頑張ったのに、結局連続殺人の容疑で捕まってしまう文吾。
行方不明の間に家宅捜索が行われるという予告ですが、その間文吾はどこに隠されていたんでしょうか。
犯人は、どうしても文吾を殺人犯にしたかったんですね。
真犯人は何のために文吾を陥れたいのか
原作では、犯人のみきおの「鈴を自分のものにするために、鈴にとっての正義のヒーローである父親を消したい」というのが動機。
でも、ドラマではそれ以外にも動機をもった大人が関与しているようですね。むしろ、鈴を自分のものにしたいみきおを利用したような感じもします。
原作では普通の感覚ではわからないサイコパスによる恐ろしい犯行って感じなんですけど、もっと人間味がある深い恨みがありそう……。
由紀のノート
文吾のデスクから見つかる由紀のノートは犯人がそこに隠したのでしょうか。
たしかに、それがここにあったらマズイですけど
同じように捨てちゃったら
またみつかるんじゃないの……心さん。
1977年の音臼村祭とは
由紀のノートに挟まっていた古いチラシ「1977年 音臼村祭」。
この時なにかあったんでしょうね……。
8話で徳本が話していた「あんなことがなければ」はこのお祭りのこと?!
校長先生今のとこ怪しいね
①校長室にあった木の模型がみきおが使っているワープロの机にある
②次回予告の1997年の音臼村祭のチラシの実行委員会の中に校長の名前が記載されている。またチラシの絵が犯行予告の絵の描き方にそっくり
③校長が鉛筆を研いでいるシーンがあった
#テセウスの船 pic.twitter.com/S5VSjVTNVO
— しゅんたやきうどーが🐉@境地 (@Dragons61Syunta) March 8, 2020
やっぱりまだまだ校長もあやしい!
8話で田中と徳本が梅の木の下で話していたのはこの音臼村祭のことだと思われます。
田中の母は亡くなっているとのことなので、もしかしたら音臼村祭でなにかあった亡くなったのかもしれないですね。
そして、徳本も母に何かあったようですが死んだとは言っていないんです。
どんな秘密があるのか気になりますね!
日曜劇場「テセウスの船」第9話みんなの感想は?
次回予告の犯人候補みたいなリストに鈴ちゃんがいたのがどうも気になる。#テセウスの船
— もぐりん不動産 (@Moglynfudousan) March 15, 2020
そうなんですよね!
予告動画では
- さつき
- 井沢
- 徳本
- 田中
- 馬淵
- 石坂
そして鈴が「黒幕は誰だ」のリストに入っていたんです。
オリエント急行じゃないけど、テセウスの船まじで全員グルで犯人説あるんちゃうか…?
— 超テッキー (@wTBDh) March 15, 2020
におわせが過ぎるww
でも、徳本の家に薬品の瓶がたくさんあったのは農家だからだし、徳本と井沢の「あいつは図体がでかい」はイノシシのことだと思われるので、やっぱり校長が怪しい?!
校長の「やっぱりここにも現れましたか」
は誰のことを言っていたのでしょう?
心さんのこと?さつき先生?
そして、病院で会ったさつき先生が老けメイクしてないのに年老いたさつき先生と同じに見えたのは私だけではないはず……(怖かった~)
#テセウスの船
( ˙-˙ ).。oO( まーよくあるスタンダードな野菜カゴなんだけど、数も一致してるんですけど…(黄色2 青2 オレンジ1)
徳本(今野)と井沢(六平)がおびき寄せて鍋を振る舞い、家に誰も居ないようにして青酸カリを裏庭に埋め、ワープロを細工する。
村人全員が共犯な気がする。 pic.twitter.com/D6Aqu8h1rL— むーこ (@Muko_01_13) March 15, 2020
すごい!!
この二人ならあり得る……
でも、、
村の皆んなが犯人と思ったけど予告で『お前だったのか』って言ってた。黒幕は1人なのかなー #テセウスの船
— あんにん (@bkb0877) March 15, 2020
これもひっかかります。
「お前」って誰?!
引き続き最終回第10話も更新しますのでお楽しみに!