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日曜劇場「テセウスの船」ドラマ第8話ネタバレあらすじ|みきおに翻弄されまくる心さん文吾親子

第7話のラスト、とうとう事件当日を迎えました。

みきお以外にいる黒幕が登場するという第8話、そして村を出た和子や鈴、慎吾たちにも何か危険が近づいている様子……

そんなドキドキハラハラな展開の8話のあらすじや見どころなどをご紹介します。

日曜劇場「テセウスの船」ドラマ第7話ネタバレあらすじ|文吾と心はみきおを探しだせるか?

日曜劇場「テセウスの船」第8話ネタバレあらすじ

大量毒殺事件当日、田村心(竹内涼真)は父・文吾(鈴木亮平)と共にお楽しみ会に現れた犯人・加藤みきお(柴崎楓雅)の行動を監視する。食事に毒が入れられることを阻止しなければ、多くの死者が出て文吾は殺人犯になってしまう。
心と文吾はみきおに翻弄され続け、ついに事件が起きた昼食の時間を迎えてしまう。食事の中に毒が混入しているかもしれない最悪の状況の中、心は事件を阻止するため驚くべき行動に出る!
また、村では同時に新たな事件が進行していた! 和子(榮倉奈々)と子供達の身に危険が迫る! そして、みきおの他に“もう一人の真犯人”がいることが分かる!
ついに犯人の本当の狙いが明らかになっていく…!  テセウスの船公式サイト

犯人である加藤みきおを探していた心と文吾。

しかし見つけられないまま事件が起こる「お楽しみ会」当日の朝を迎える。

心と文吾が学校でみきおを探していた時に、校内放送が。その声はみきおだった。

急いで放送室に行くとそこにはみきおが。

みきおを見つけた……しかし

「二人ともそんな怖い顔してどうしたの」

と何事もないような素振りを見せるみきお。

文吾はみきおの荷物をチェックしたが何も出てこない。

さらに心が青酸カリをどこへやったのかとみきおに問い詰めるが、みきおは知らんぷり。

文吾はとりあえず学校の外に出ようと、3人で放送室を出た。

しずかに従っていたみきおだったが、廊下に出て生徒や校長、さつきらが見えたところで急に泣き始めた。

その姿に校長とさつきが駆け寄ると、みきおは「僕を逮捕すると言われた」、「心先生が僕が毒を持ってるっていった」と告げ口をした。

心と文吾から離れることができたみきおは、子どもたちと一緒にお楽しみ会へ向かった。

和子と鈴、慎吾に迫る危機

自宅から車で移動中の和子と鈴、慎吾。

山道を走っているときに、道の真ん中に何かが置いてあることに気づいた和子は、車を止めた。

それは野菜だった。

たくさんの野菜を道の端に移動させる和子の姿を遠くから見ている者がいた。

翻弄される心と文吾

お楽しみ会にはお土産を持ってくると言っていたみきおのまわりには友達が集まっていた。

「今から持ってくる」

と言ってみきおは倉庫にむかい、隠してあった紙袋を手に取った。

 

子どもたちが楽しみにしていたお楽しみ会に水を差さないでくれと校長に強く言われた心と文吾。

まだ何もしていない状態のみきおに手出しはできない。

みきおが何もしないように見張ることにした二人が教室を見ると

子どもたちがタイムカプセルに自分の思い出の品を入れているところだった。しかしそこにみきおはいない

その頃みきおは

村の大人たちと一緒にグラウンドで食事の用意をしていたのだ。

ハット汁をかき混ぜるみきおのそばには、あの紙袋が。

 

グラウンドに来た心と文吾は、調理中の村の人にここに子供が来なかったか聞いた。

ハット汁をかき混ぜていた徳本(農業をしている村の人)は子どもの名前は知らないという。

そこで井沢(商店を営む村の人)が、一年前くらいに加藤のばあさんのところに引っ越してきた子だといった。

心と文吾はみきおをさがしに校内にもどった。

すでにハット汁に青酸カリが入っているかもしれない状況に焦る2人。

いざとなったら消防非常ベルを押して、食事どころではない騒ぎにしようと話している時に、教室からみきおに話しかける子供の声が。

そこでは水に溶かすと美味しいジュースになるという「魔法の粉」を子供たちに配るみきおがいた。

「飲むな!!」

心が叫んだ声に驚いた児童はコップに口をつけるのをやめた。

そのジュースに毒が入っているんじゃないか、という心が児童からコップを奪おうとしたとき、先にみきおがコップを奪った。

それを渡しなさいという文吾に対して、みきおはコップの中のジュースを飲みほしてみせた。

「うっ」

苦しんで倒れたみきおに慌てる文吾と心だったが、それはみきおの演技

教室にいた児童や駆け付けた教師らに非難される心と文吾にみきおは

「あぁ楽しい!鈴ちゃんも来ればよかったのに。今頃なにしているんだろう」

といった。

グラウンドでは子供たちと先生がタイムカプセルを埋めている。

いよいよ、今からお昼ごはんが始まる。

村の人たちが焼きそばやハット汁をふるまう準備を始めた。

心にみきおを見張るように頼み、文吾はハット汁を鍋のところへ。

鍋を持ちだした文吾は、その中身を山に捨てた。

子どもたちがみんな移動している中、ひとりタイムカプセルを埋めた場所に立つみきお。

心がみきおのそばに行くと、「僕はタイムカプセルよりもタイムスリップの方が興味あるな」と言った。

心は、みきおになぜみんなを殺そうとするのか問いただした。

そんな心に、「心先生は何もわかってない」というみきお。

自分の計画は完璧だから、事件は止められないと言い切った。

ハット汁

ハット汁の鍋がないことに村の人たちが騒ぎ出した。

文吾と心がほっとしていると、徳本が子供たちの分として作った塩加減控えめなハット汁は先に教室に運んだから大丈夫だと言い出した。

まだ事件は止められていないのだ。

子どもたちがいる教室ではハット汁やジュースが配られ、今にも食事が始まりそうだ。

しかし、今2人が声をあげてもだれもいう事を聞いてくれないだろう。

文吾は消防非常ベルを鳴らそうとしたが、切られているのか鳴らない。

そんな二人の様子をみきおはにやりと笑いながら見ている。

子どもたちが一斉に「いただきます」と言って食事をはじめようとしたその時、心と文吾は「食べるな!!」と叫んだ。

一瞬静かになった子どもや教師にむかって心は「さつき先生の工場から盗まれた毒をハット汁に入れるという脅迫状が届いた」と説明した。

しかし、心と文吾がみきおが毒を持っていると言ったり、ジュースに毒が入っていると言ったりしたことで信じてもらえない。

子どもたちが大騒ぎする中、心は

「先生も嘘だと思う」

といい、自らお椀を手に取りハット汁を飲んだ。

家族はどこに

ハット汁には毒は入っていなかった。

しかし、「僕の計画は完璧だ」といったみきおの言葉が引っ掛かる心。

お楽しみ会は終わり、みきおはさつきの家に泊まると言って帰っていった。

その時、文吾の元に無線連絡が。

山道にドアが開いたままの車が放置されているという。

文吾と心は急いでパトカーで現場に向かった。

そこには和子が乗っていった車が。

文吾があたりを探している時、心は車の中に一枚の紙を発見した。

子どもたちと母親、そして十字架にかけられる警察官を描いた不気味な絵はみきおのものだ。

この警察官はおそらく文吾のことだろう。

現場に残されていたタイヤの跡からも、二人はみきおだけでなく共犯者の大人がいるということに気づいた。

派出所に戻った文吾は和子が来ていないか親せきの家に連絡。しかしみんなまだ来ていないという。

みきおの絵を見ていた心は、「何もわかっていない」というみきおの言葉を思い出し自分の間違いに気づいた。

今まで、何かの目的で21人を毒殺し、その罪を文吾にかぶせたと思っていた。

でもそうではなく、本当の目的は文吾を殺すことだったのではないかと。

 

みきおを問い詰めて和子や鈴、慎吾を助け出す為木村メッキ工場にむかった。

しかし、工場では食事を作っている間に居なくなったというみきおを探すさつきの姿があった。

目隠しをされて監禁されている和子と鈴、慎吾。

恐怖に泣く慎吾に、和子と鈴はお父さんが絶対に助けに来てくれるから大丈夫だ、と声をかけた。

その様子を外から見ているみきお。そして、共犯者がいた。

どこにいるのか見当もつかない文吾と心は一旦家にもどっていた。

自分のせいで21人も殺そうとし、今は家族がどこかに連れ去られているということに、文吾は苦しんでいた。

<ワープロの文章>

お楽しみ会は笑えた。

計画はとっくに変更してたのに。

明日はどんな顔をするか楽しみだ

朝を迎え

和子、鈴、慎吾が監禁されている場所にみきおがやってきた。

発見された家族

明るくなってから家族を探していた文吾のもとに無線で和子たちが見つかったとの連絡が入った。

無事に帰ってきた家族によると、突然襲われ目隠しをされたので犯人は見ていないという。

そして、音臼小の中に監禁されているのをみきおが見つけて助け出してくれたというのだ。

ということは、

和子たちを車で運んだ共犯者は、お楽しみ会に参加していた大人の中にいる……。

このままで終わるとは思えない心は、和子に本当のことを話すことにした。

音臼小の無差別殺人は起きなかったが、また何が起こるかわからないから、もう一度村を出て欲しいと頭を下げた。

その言葉に和子は、「村は出ない。お父さんのそばにいる」と、語った。

家族を守るため、みきおと共犯者を探しに出ようとする文吾は拳銃を用意した。

一緒に行くという心に、文吾はここに残ってくれと頼んだ。

共犯者は誰?

警察でみきお捜索の協力を依頼するが、和子たちを見つけたみきおが犯人だと信じてもらえない。

共犯者が誰なのか、何人いるのかもわからない。

心は村の中を歩いて回った。

キレイに咲いた梅の花を眺める男性が。亡くなった田中の息子だった。そこに農業を営む徳本がやってきた。

母親とよくここに来たと話す田中に、徳本も自分の母もここが好きだったと話した。

「あんなことがなければ」

犯人からの呼び出し

派出所に戻った文吾。そこに電話が入った。

電話に出ると、相手はみきおだった。

みきおは自分を捕まえにきてくれという。

自分も一人だから、一人できてくれというみきおのもとに文吾はむかった。

派出所に戻った心は、デスクの上に自分あてのメモを見つけた。

「心さん すまん 俺が決着をつける 父」

一人で行ってしまった文吾が心配だがどこにいるかわからない……

不安な心がもう一度メモに目を落すと、その紙にはうっすらと別の文字の跡が残っていた。

鉛筆でその跡を浮き出してみると

「仙南キャンプ場」

とあった。

 

仙南キャンプ場についた文吾は、拳銃を手にして指定されたロッジの前へ。

銃を構えたまま部屋に入ったがそこには誰もいない。

テーブルの上には、今までの事件に関することをワープロに打ち込んだ文章をプリントアウトした紙がおいてあった。

文吾がその紙を見ていたときに、ロッジにみきおが入ってきた。

どうしてこんなことをした?

そう聞く文吾に、みきおは

「鈴ちゃんのため」「正義の味方は一人だけでいい」

と言った。

そして

まだ計画は終わっていない、邪魔者は消えてもらう

そうみきおが言った瞬間、別の人物が文吾の首元にスタンガンを当てて気絶させてしまった。

「次はどうする?」

そういうみきおの目の前にスタンガンがむけられた。

 

心が仙南キャンプ場につくと、そこにはドアが開いたままのパトカーが停まっていた。

中を見ると、気絶したみきおがいた。

日曜劇場「テセウスの船」第8話見どころ

みきおに振り回される文吾と心

普通に文吾と心の前に現れたみきお。

何を考えているんでしょうか。あの可愛すぎる笑顔が逆に怖いです……。

事件が起こるまでは逮捕するわけにもいかないので、無茶はできません。

でも、田中のおじいちゃん(仲本工事)が亡くなった現場に何かみきおにつながる証拠(指紋とか)ってなかったんですかね?

とはいえ、今までも用意周到だったみきおだし、心さんみたいに不用意にいろんなものを触っちゃったりしないのかもしれないですが。

お楽しみ会、心はどう動く?!

毒が入っているかもしれない昼食をみんなが口にしないように、心はどういう行動に出るんでしょうか。

最初は「オレンジジュース」に毒が入っていたのが、過去が変わり次は「はっと汁」に毒が入れられることになりました。

再び心が現れ、未来に起こることを犯人が知った今、また別のものに毒が入れられるかもしれません。

そんな中、心はどうやってみんなが食べ物を口にしないようにするのか……。

黒幕は誰?!

予告動画では、「あの中に共犯者がいる」という心の声と共に

  • さつき(麻生祐未)
  • 徳本卓也(今野浩喜)
  • 井沢健次(六平直政)
  • 田中正志(せいや)
  • 石坂校長(笹野高史)

の5人が映っていました。

ということは、「未来からタイムスリップしてきた大人のみきお」というのはドラマ版では出てこないのでしょうか……

いや、まだわからないですよね!

ツイッターで7話の前にアンケートをしたら、共犯者は大人のみきおだと思った人が多かったようですが、 どうだろう?

早く見たい!!

日曜劇場「テセウスの船」第8話みんなの感想は?

次回の第9話からの登場が発表されている小籔千豊さん。

宮城県警監察官室のキャリア警察官の馬淵役ということなんですが、この馬淵と文吾には過去に因縁があるという話も……。

でも後半で出てきた人物が犯人っていうのはなさそうな気もするんですが、原作には出てこないこの馬淵、これから重要な役割を果たしそうな感じですよね!

何かあるとしか思えない状況なのに行っちゃう!

ハラハラさせるのは心さんと一緒ですね。さすが親子!!

 

かなり原作と違う方向に進んできて、もはや真犯人がだれなのかさっぱりわからなくなってきました。

次回の9話も更新していきますのでお楽しみに!!

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