いよいよ1月19日から日曜劇場「テセウスの船」がスタート!

原作のマンガのファンの方や主演の竹内涼真さんのファンの方も楽しみにしている注目作。
私も原作マンガにハマりなんども読み返したほどのファンなんです(怖くて夜寝る時ドキドキしたのはナイショです)。
今回は、1月19日に放送の注目の第1話のネタバレあらすじや予想をご紹介します。
もくじ
日曜劇場「テセウスの船」第1話ネタバレあらすじ
宮城県 音臼岳
雪が吹きすさぶ中、崖から落ちそうになっている警察官を助けるために必死に引っ張る若い男性の姿が。
31年前、父は殺人犯になった。
街中の大型ビジョンでは、ワイドショーが31年前に宮城県音臼村で起きた無差別大量殺人の事件について報じている。
21人の犠牲者が出たその事件の犯人は現役の警察官「佐野文吾」。
すでに死刑判決も出ているが、いまだ無罪を主張している。
田村心(しん)の妻、由紀は臨月の大きなおなかを優しくなでながら聞いた。
「理想の父親は?」
心は妻の問いに答えず、代わりにいつものハーモニカを聴かせる。
何の曲なのかもわからない、夫が吹くヘタなハーモニカを嬉しそうにお腹の赤ちゃんに聞かせる由紀。
愛する妻ともうすぐ会える赤ちゃんとの暮らしにしあわせを感じる心だったが、由紀はもっと心に本当にやりたいことをやってほしいと願っていた。
学校の先生になるために、大学で学んだ心だったが
殺人犯の息子ということで、教員になることを諦めているからだ。
幼いころから母親に
父親はいない。人様の前で笑ったり泣いたりしてはいけない。
と言われて育ってきた心。
佐野の家族だと周りの人が気付くと、嫌がらせをうけて引越しを余儀なくされ
常に下を向いて今まで生きてきた。
自分の子供にはそんな思いをさせたくない。
しかし由紀は、愛する心の父親が無罪を主張していることを信じたいと
音臼村で起こった事件について調べていた。
由紀がまとめたノートには
平成元年の3月に起きた音臼小学校での無差別大量殺人事件の前に、音臼村では事件が多発していたことが書いてあった。
例えば
1月5歳の女の子が除草剤を誤飲して死亡
同じ月にその子の姉も行方不明に。
その他にも元議員の男性が不審火で死亡
などびっしりとノートに書かれた様々な事件。
短期間の間に同じ地域でこんなにも事件が続くのはおかしいと、由紀は考えているようだった。
心の父は、音臼小学校の事件の後
自宅から事件で使われたとみられる青酸カリが見つかったことが決め手になって逮捕された。
でも証拠はそれだけ。
とはいえ
生まれた時から父親は殺人犯だといわれてきた心には到底信じられないし、今の幸せを守ることが大事だと思っていた。
由紀の死
その夜
由紀が突然お腹を抱えて苦しみ出した。
慌てて救急車で病院に運び、そのまま由紀は元気な赤ちゃんを出産した。
しかし、由紀は妊娠中毒症でかなり危険な状態に。
寄り添う心に、由紀は最後の力を振り絞ってつぶやいた
お父さんに会いに行こう
もう下見ないで
この子と一緒に未来に向かって生きて
犯罪者の家族と結婚していたということで参列者は少なく
由紀の葬儀は静かなものだった。
由紀の父母は心に
お前のせいで心労で死んだんだ
と責め立て、孫に同じ思いをさせたくない、と引き取りたいと申し出た。
自宅に戻り、赤ちゃんを抱きながら、
自分が父親ではこの子が不幸になるのでは……と悩む心。
でも、この子の父親は俺しかいない
由紀と赤ちゃんを幸せにすると決めたことや最後の由紀の言葉を思い返した。
生前由紀が調べたノートを改めて見てみた心は、孫の世話をするために来ていた母に初めて父親のことを聞いてみた。
今までは、生まれた時にはすでに逮捕されていて
死刑判決も出て、マスコミにおわれ
学校でいじめられてきたから、知りたいとも思わなかった父親のことを知りたいという心。
「もし冤罪だったら?」
そう話す心に、母は声を荒げて叱った。
そんなことを被害者の方の前で言ったら大変なことになる。
心は、生まれたばかりの未来(みく)と名付けた我が子のためにも
父親に向き合ってみる決心をしたのだ。
令和から平成元年へ
父親と向き合うために、刑務所に服役中の佐野に会うことを決めた心は最初に宮城県に向かった。事件が起こった音臼村を訪ねるためだ。
音臼村はすでに廃村となっていて、荒れ果てた建物があるだけで
事件があった音臼村小学校も取り壊されて更地になっている。
音臼村小学校の跡地には慰霊碑が立てられていて
心はその前で手を合わせた。
その時
急に霧が発生し前が見えないような状態に。
気を失った心が目を覚ました時には霧が晴れ
目の前の更地だった場所には音臼村小学校の校舎があった。
何があったのかわからない心が村の中をさまよっていると、小高い山の上の神社へ続く階段を見つけた。
高いところから見渡せば何かわかるかもしれないと考えた心は階段を上ってみることに。
すると、階段の途中で女の子が倒れているのを発見。
慌ててその女の子を助け出し、村にある三島病院に運び込んだ。
1989年1月7日
病院に運んだ女の子は頬に凍傷をつくり脳震盪を起こしていたが、大事には至らないとのことだった。
診察室を出た心は病院に掲示してあるカレンダーを見た。
「1989年1月7日」
さらに待合室にあるテレビからは新しい元号は平成になったと報じるニュースが流れている。
思わず由紀のノートを確認すると
1月7日 音臼小学校の児童、佐野鈴ちゃんが神社の階段から転落
と書いてある。
今助けたのは心の姉の鈴だったのだ。鈴は顔にあざがあり、それは小学校の頃に雪に埋もれたせいでできたと話していたことを思い出した。
その時、三島病院に一人の男性があわてて入ってきた
「鈴!」
「佐野さん!!」
佐野と呼ばれるその警察官。
21人を殺した無差別殺人の犯人で心の父親である佐野文吾だった。
佐野は娘を助けてくれてありがとうと心に手を差し出すが
過去の記憶やニュースがフラッシュバックし、思わず
「さわるな!」
と振り払って心は病院を出た。
パラコート誤飲を防げ
三島病院から出た心は、小さな女の子を見かけた。
気になった心は再びノートを確認。
1月7日に5歳の女の子が除草剤のパラコートを飲んで死亡
死亡した女の子は三島千夏ちゃん5歳。
もしや、と女の子に声をかけて名前を確認するとやはり目の前にいるこの女の子が今日死ぬ三島千夏ちゃんだった。
誤ってパラコートを飲んでしまう前に捨ててしまえばいい、と考えた心は、千夏ちゃんに三島家の倉庫の場所を聞いて、除草剤のパラコートがないか必死に探した。
「あった」
パラコートを発見した心はそれを持って倉庫をでた。
それを見ていた千夏ちゃんは
「人の家のものを持ってっちゃダメなんだよ!」
「ドロボー!!」
と叫んだ。
その様子を1人の若い男が見ていた。
心は雪山の中にパラコートの中身を捨て、ボトルを雪に埋めた。
これで大丈夫だ。そう思ったときに遠くに人が見えた。小さな女の子の手を引いて雪の中を歩く佐野だ。
何をしているんだろうか……
そう思い吹雪の中立っていると向こうから女性が呼ぶ声がした。
「ちょっとあんたそんなとこに突っ立ってなにしてるの?!」
屋根がある場所で吹雪がおさまるのを待っていた母親と小学生の男の子が、雪まみれの心を心配して呼んでくれたのだ。
その女性の顔を見て心は驚いた。
この人は、若い頃の自分の母親の和子ではないか。そして一緒にいる慎吾と呼ばれる男の子は、自分の兄だ。
和子と慎吾は鈴が雪に埋もれて倒れていたことを聞いて三島医院に向かっている途中だったのだ。
雪がしのげる場所に一緒に移動しよう、と和子に促され
心も一緒に三島医院へ向かう。
今雪の中にいた青年が我が子の命の恩人だったと知った和子は感謝を伝えた。
その頃には鈴も目が覚め、すっかり元気そうに。
まだ顔には少し赤いあとがあるが、すぐに消えるということだった。
大人になった鈴の顔には凍傷でできたあざがあるのに、医師は発見が早かったから凍傷のあとはすぐに治ると話している。
つまり
本来誰か他の人に助け出されるよりも早くに心が鈴を救出したことで、過去が変わったのだ。
自分がパラコートを捨てたことで、千夏ちゃんも誤飲することはなくなる。
事件を防ぐことができたんだ!
だったら、音臼小の事件も止めることができるんだ。
そう心が思った時
外から佐野の大きな声が聞こえた。
三島医院の倉庫の中で千夏ちゃんが倒れているというのだ。
なぜ?パラコートは捨てたのに?
心は雪の中を佐野が千夏ちゃんを連れて歩いているのを思い出した。
佐野にそのことを問いただすが、佐野は何も語らずに病院から警察署に連絡を入れた。
「事件のあった三島医院で窃盗事件があった。
千夏ちゃんから聞いた話では犯人は30歳くらいの長身痩せ型、青のジーンズに黒いパーカーにコートをきていたらしい……」
受話器を置いた佐野の元に妻の和子が駆け寄り千夏ちゃんの死亡を伝えた。
病院内には姉の明音ちゃんの泣き叫ぶ声が響いていた。
(ワープロに誰かが文章を打ち込む)
パラコートは予想外に時間がかかった
やはり『本番』は、あの薬でいこう
計画通り、次はもっと大きい人間でためしてみる
疑惑が深まる
一夜を神社の中で過ごした心は佐野のいる駐在所へ向かった。
心が駐在所に入ると、佐野は仕事をしていたのかワープロを閉じた。
「あなたと話がしたくてきました」
そう話し始めた時に、偶然新聞配達員の長谷川翼が派出所に入ってきた。
心の顔を見た翼は、
「俺は千夏ちゃんのところで何か盗んで逃げたところを見た!」
と心に襲いかかってきた。
興奮する翼を落ち着かせ、とりあえず仕事の新聞配達に戻らせた佐野は、心に身分証の提示を求めた。
しかし、未来から来た自分の身分証を見せるわけには行かず
「ありません」
と答えた。
雪の中、千夏ちゃんを連れていた佐野を怪しむ心と
三島医院の倉庫から何かを盗んだ、突然村にやって来た心を怪しむ佐野
2人がお互いに聞き出そうとしていると
派出所に繋がっている佐野の家から和子がやって来た。
命の恩人なんだから、取り調べみたいなことはやめて!
と、心を気遣い一緒に朝食を食べようと誘った。
佐野家では、母親の和子と子供達がこれから生まれてくる赤ちゃんの名前について話している。
笑顔を見たこともなかった母や姉、兄の楽しそうな姿を眩しそうに見つめる心は、大切な家族を殺人犯の家族にしないために、過去を変える決意を新たにした。
その頃宮城県警の仙南署では、千夏ちゃんの事件について刑事の金丸茂雄を中心に会議が開かれていた。
検死の結果、死因は除草剤のパラコートで父親は誤飲ではないかと言っているらしいが、その容器が倉庫内に見つからないという。
事件のあった日、三島医院の倉庫から何かを盗んだという男の情報はないのか、という金丸刑事に対して、佐野が心のことを伝えた。
千夏ちゃんのお通夜
佐野家では、心が鈴や慎吾の勉強を見ている。
心にどうしてこの村に来たのか尋ねる和子。
心はどう答えたものか迷って、「父を探しに来た」と答える。
そんな心に、和子はしばらくうちに止まればいいと提案。
子供達も勉強を教えるのが上手な心が居てくれるのは嬉しいので大喜び。
和子と子供達は千夏ちゃんのお通夜へと出かけようとした時
そこへ音臼小の教員の木村さつきや校長の石坂秀夫や音臼小の子供達が現れた。
皆、突然の千夏ちゃんの死を悲しんでいた。
誤飲と言われるが、あそこにあったパラコートは捨てたから誤飲なわけがない。
そう考える心は
佐野家の人々がお通夜に出かけている間に、駐在所の中を調べることにした。
デスクの引き出しの中を探ると、大きめの箱が見つかった。
その中には書類がいくつかあり、その下にパラコートの空容器を発見した。
やっぱりそうなのか?
と泣き崩れる心。
音臼小学校の事件は平成元年の3月。
でもその前に不可解な事件や事故が起きていて、
由紀の残したノートによると、この後直近では明日、男性が雪崩に巻き込まれる。
さらに8日後にはなくなった千夏ちゃんの姉の明音ちゃんが行方不明になる。
何がどうつながっているかはわからないが
全部の事件を防ぐことができたら、父は無差別殺人を起こさずに済むのではないかと心は考えた。
自分の家族を犯罪者の家族にしないために、過去を変えることを誓った。
やがて帰って来た鈴や慎吾と心が風呂に入った。
その時帰って来た佐野は、こっそりと心の荷物を探ってみることにした。
バッグの中には財布。しかし入っている紙幣は見たことがないものだった。
さらに財布の中を見てみると運転免許証が入っていた。
免許証の有効期限は平成32年5月26日
平成になったのは昨日なのになぜだ?
佐野は不思議に思った。
(ワープロに誰かが文章を打ち込む)
あの薬は手配した。
『本番』に向け、まずは準備だ。念入りに、
慎重に。誰にも邪魔はさせない
1989年1月9日
由紀のノートに書かれていた、今日雪崩に巻き込まれて死亡する木村という男性がいる木村メッキ工場にむかう心。
雪崩が起きるのは、音臼岳の荒川橋付近。
木村メッキ工場に行くと、まさに今から出かけようとしている木村の姿が。
一緒にいるのは娘さんのようだ。
心は、木村の元へ駆け寄り
荒川橋は雪崩が起きるから、通らないでくれと訴えた。
突然現れた見ず知らずの青年がおかしなことを言っている……と木村やその娘は聞く耳を持たず、軽トラに乗って出かけてしまった。
軽トラを走って追いかけていると、佐野のパトカーが通りかかった。
心は、すぐさま佐野のパトカーに乗り込み急いであの車を追ってくれと頼んだ。
心の様子に不安になった木村の娘もパトカーに乗り、3人は音臼岳方面に走る軽トラックを追いかけた。
窓から身を乗り出し、止まってくれと叫ぶ心。
荒川橋にさしかかった時、しつこく止まれと叫ぶ心にうんざりした木村はようやく軽トラックを止めて外に出て来た。
その時
目の前をすごい雪崩が起こり橋を飲み込んだ。
事件を止めることができる事を確信した心は
次に起こる三島明音ちゃんの失踪事件も止めることを心に誓う。
派出所には村に住む議員の田中さんの家に入り込もうとしたという男が連れてこられていた。
不審者だと村の男たちは騒いでいるが、それは実は田中の息子で目が悪い父の世話をする為に仙台から度々やってきていたのだ。
人騒がせな村の男たちを帰らせた佐野は、デスクに戻り引き出しの中のパラコートの容器を見つめ、おもむろに受話器を上げた。
その夜、
佐野の家に仙南署の金丸がやってきた。
亡くなった千夏ちゃんのことで話が聞きたいという。
なにやら、佐野が話を聞いてほしいと金丸に連絡したらしい。
仙南署に連行されて、事情聴取を受ける心。
千夏ちゃんを殺した犯人だと思われているようだが、自分ではない。
佐野のデスクの中にパラコートの容器があったことをいおうか迷ったが、それではまた家族が犯罪者の家族になってしまう……
そう考えて、なにも供述できないまま時間が過ぎた。
(ワープロに誰かが文章を打ち込む)
『超能力?笑える。
誰だろうと邪魔はさせない。計画は完璧だ』
1989年1月10日
警察署で一夜を明かした心だったが、三島明音ちゃんの失踪を防ぐためには早く釈放してもらわないと困る。
そんな時に、金丸が心に帰っていいと言い出した。
「あんたの指紋が付いたパラコートの容器が見つかれば、終りだから」
確かにその通りだ、
心は警察を出てパラコートの容器を捨てたはずの山の中に向かった。
しかし雪の中に埋めたはずのパラコートの容器が探しても見つからない。
そして、その様子を影から見ていたのが刑事の金丸と森だった。
心が立ち去ったあと、刑事の森が心が探していたものを見つけるためにスコップを片手に作業を開始し始めた。
心は雪の中をなにやら慌てた様子で走っている鈴を見かけた。
なにがあったのかと聞くと、三島医院の長女明音ちゃんが行方不明だという。
明音ちゃんが行方不明になるのは6日後のはずなのになぜ?
とりあえず、山の中は自分が探すと言って鈴を帰らせた。
村では、明音ちゃんの父を始め村の人々が皆明音ちゃんを探している。
吹雪の中を声を枯らして明音ちゃんを探す心は足跡を発見した。
足跡を追って、山の中をどんどん入って行く……
その時、向こうの方から銃声が響いた。
佐野に違いないと確信した心は、雪をかき分けて音の方に向かって走った。
しばらく行くと、雪の中に血の跡を発見した心。
血の跡を辿ると、その先は崖になっていた。
崖に向かって続く足跡。
崖のそばまで必死にたどり着いて下をのぞくと、崖の段差になったところに落ちて倒れている明音ちゃんが。
生きているのか死んでいるのかわからない明音ちゃんに大きな声で呼びかける心。
気づいた明音ちゃんが起き上がると、その隣には佐野が。
佐野が犯人だと思った心は、佐野になにをしたのか問いただした。
しかし実際は、先日亡くなった妹との約束を果たすために1人で雪山に入って迷ってしまった明音ちゃんを佐野が見つけたということだった。
明音ちゃんは妹の千夏ちゃんが亡くなったあの日、森のリスに餌をあげるという約束をしていたのにできなかったことを後悔していたのだ。
そして、あの銃声は季節外れのクマが出たから打ったもので、クマから逃げているうちに崖に落ちてしまったということだった。
佐野は心に明音ちゃんを村まで連れて言ってくれと頼んだ。
2人が落ちた場所から上までは3メートルほど。足を怪我した佐野だけでは明音ちゃんを押し上げることはできいない。
下から佐野が支え、上から心が引き上げる。
風がつよい雪の中、なんとか明音ちゃんを引き上げることができた。
心は次は佐野を引き上げようとしたが、早く寒さで弱っている明音ちゃんを村に連れて行けと佐野は叫んだ。
「子どもを守るのが大人の使命だろう!」
その言葉に、心は佐野を残して明音ちゃんを村まで運ぶことを決めた。
村の人に明音ちゃんをあずた心は、再び崖に戻ったが佐野は倒れて意識がない様子。
崖の上から佐野の名前を叫び、目を覚させたが
足をやられて踏ん張れないから自分はもうムリだと諦めている。
そんな弱気な佐野に、
家族が待っているんだから!
俺は、あなたに生きててほしいんだ!
と叫んだ。
告白
なんとか佐野を崖から引き上げ、村に帰った2人。
佐野と心は雪の中の露天風呂に。
そこで、佐野は心に荷物を調べて免許証を見たことを告白し謝った。
その言葉に、
心は、実は自分は2020年から来たと告白。
信じられないような話だが、佐野はどうやら信じてくれたようだ。
そして駐在所にあったパラコートの容器は佐野が回収して隠しておいたものだった。
未来でも家族とやかましくしていたいな
という佐野はご機嫌で口笛を吹き始めた。
その曲は「上を向いて歩こう」。
静かにその口笛を聞いていた心は、あることに気がついた。
心がいつもヘタなハーモニカでおなかの赤ちゃんに効かせていた曲は、
この口笛の曲だったのだ。
佐野が口笛でふいておなかのなかの赤ちゃんに効かせていた曲を、自分はわからないまま覚えていて、それを自分もお腹の赤ちゃんに聞かせていた。
この時、心は、佐野文吾が自分の父親でよかったと心から思った。
(ワープロに誰かが文章を打ち込む)
『次のモルモットを決めた。いよいよ「本番」に向けてカウントダウンだ。ワクワクする」
日曜劇場「テセウスの船」第1話あらすじ予想
公式サイトで読むことができるあらすじはこちら
生まれる前に父・佐野文吾(鈴木亮平)が殺人犯として逮捕された主人公・田村心(竹内涼真)は、母・佐野和子(榮倉奈々)と姉兄と共に、加害者家族として世間からの厳しい視線を浴び、暗闇の中を生きてきた。
人目を気にして笑うことも許されなかった人生。しかし、心の過去を受け入れ、いつも励まし支えてくれる最愛の妻・田村由紀(上野樹里)から、自分の父親を信じてみてと言われ、心は父に向き合う決意をする。
そんな時、父が逮捕された事件の現場となった村を訪れた心は、突然、事件直前の平成元年にタイムスリップしてしまう。
そして、心はそこで生まれて初めて父・文吾と31年前の母・和子に出会うのだった。
過去で出会った家族は優しさと笑顔が溢れる愛すべき者たちだった。父・文吾はなぜ殺人犯になったのか? 本当に事件の犯人なのか?
心は過去の世界で、父・文吾の起こす事件の謎を解明し、事件を阻止して過去を変えようと立ち向かう。 日曜劇場「テセウスの船」公式サイト
原作とは違う設定や登場人物が出てくるというドラマ版の「テセウスの船」。
初回は25分延長で放送されるので、じっくりと主人公「田村心」のバックグラウンドや父「佐野文吾」の逮捕に繋がった音臼村小学校無差別殺人事件について語られるものと思われます。
公式ツイッターでは心の子供時代を演じている子役さんの存在も明らかになっているので、大人になってからだけでなく、幼い子供を抱えた加害者家族が世間に晒され、暗闇の中を進むような辛い日々のお話もありそうです。
原作では、心の妻の由紀はお腹の赤ちゃんを出産した時に死んでしまいます。
そのことがきっかけの1つとなり、心は父と向き合う決心がつくのですが
ドラマでは由紀は無事母子ともに健康に出産することができるのか気になるところ。
原作は1巻目の最初から「どうしこの人の人生ってこんなにひどい事しかないんだろう(涙)」と、胸が苦しくなりました。
唯一の救いは天使のような赤ちゃんの誕生なのですが、それすら最愛の妻と引き換えに……。
登場人物がみんな、誰か愛する人のため大事に守りたい人のために一生懸命なんです。
おそらく、第1話から気持ちを持ってかれる事間違いなしです!!
\原作もおすすめ!/
日曜劇場「テセウスの船」第1話みんなの感想は?
25分延長の初回。
面白かったですよね!視聴率も11%と好調だったということで、ツイッターでも考察をしている人もちらほら。
殺人犯の父は、この時代では明るくてみんなに慕われていて頼りになる警察官。
複雑すぎる関係だけれど
やはり親子。第一話が少し分かり合える形で終わったのがホッとしました。
そもそもお父さんが犯人なのか。 #テセウスの船
— るーりんご (@sweetsweetlucy) January 20, 2020
ここがきになる人が多いようですね。
#テセウスの船。佐野はラスボスだと思いますか?
— noirblanc (@noirblanc2020) January 20, 2020
途中でちょこちょこ出てくる犯人が打ち込むワープロの画面が怪しいですよね。
そして第一話の中でワープロを触っているのが佐野だけだった。
さて次週以降どうなるのか気になりますね!!
第1話鑑賞後のネタバレ感想
原作とは違うエピソードやキャラクターが登場するという話は知っていましたが、早速初回で原作にはなかったシーンが登場してワクワクしました。
それは、千夏と佐野が雪山で熊に遭遇して崖に落ちるシーンです。
殺人犯だと言われて生まれてからずっと憎んで来た父親のことを、心(しん)が父親だと認めるまでには普通に考えてすごく時間がかかりそう……
でもあの事件がきっかけでグッと分かり合えるようになったのがドラマ的でいいな、と思いました。
それにしても
鈴木亮平さん演じる佐野の怖さがほんとすごい……
次回からはもう少し佐野の明るくひょうきんな部分も出てくるといいけど……予告を見る限りそんなことにはならなさそうですね。
TBSのドラマを配信で観る方法
日曜の「テセウスの船」を見忘れちゃった!録画もしてない!!
そんな時には見逃し配信を利用しましょ。
TVer | TBSでの放送後、無料で1週間見逃し配信。 |
---|---|
paravi | 1月19日から配信スタート。月額925円。30日間無料体験あり。 |
月額1,990円で見放題。全民放キー局取り扱い。31日間無料体験あり。 |
どれがおすすめかというと……
テレビ放送後すぐに観る→TVer
「テセウスの船」以外のドラマも観たい→paravi
ドラマ以外にも映画や雑誌を見たり、電子書籍アプリとしても使いたい→U-NEXT
動画配信サイトを利用すると、今まで見たことがなかった作品とも出会えます。
無料体験期間内に解約をすれば料金は発生しないので、気軽に試してみてくださいね♪
引き続き第2話も更新しますのでお楽しみに!