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ドラマ「テセウスの船」Paravi配信の「犯人の日記大公開」でわかった事<後編>

有料動画配信サイトのパラビで配信された「テセウスの船」のスピンオフ「完全ネタバレ!犯人の日記大公開」の後編。

心の行動によって過去が変わった後、タイムスリップして現代に戻ってきた後のお話です。

本編ではこの現代のシーンでは「犯人の日記」は出てきません。

でも実は、みきおやもう一人の犯人である正志はそれぞれ日記を書いているんです。

また、みきおは「おじいさんの古い斧」と言うアカウント名でツイッターも!

本編では語られなかった事実が、犯人の日記で明らかになりました。

ドラマ「テセウスの船」Paravi配信の「犯人の日記大公開」でわかった事<前編>

「テセウスの船」現代編の謎を解明!

みきおは心に気づいた?

姉に会いにきた心を鈴は夫と義母に紹介したシーン。

その時は、さつきだけが「どこかでお会いしたことがあったかしら?」と覚えているっぽいことを言いました。

でもみきおもやっぱり気づいていたんです!

鈴は、自分が鈴であることもみきおは知らないと言っていましたが、もちろんみきおは鈴だとわかっていて近づいたし、心のことも覚えています。

さつきはなぜ鈴にプレッシャーをかけた?

本編の最終回であったように、さつきは高校生の頃に妊娠をしましたがその赤ちゃんを産むことはありませんでした。

そのことから子供に対しての異常な愛情や執着がありました。

みきおが音臼小での事件に関わっていることには気づいていましたが、どうしてもみきおを守りたかった。

歪んだ愛情から、文吾の冤罪が認められて真犯人としてみきおが捕まってしまうのはどうしても避けたかったのです。

そしてみきおを守るために、鈴のことも利用していたんです。

さつきが鈴に渡した錠剤はなんだった?

新証言をすると言っている紀子が心にその内容を話してしまいそうになったら、これを飲めと言われて渡された錠剤。

あれは「睡眠薬」だったそうです。

妊婦に薬を飲ませるってすごいことをするババァ人ですね。

さつきはなぜ殺された?

さつきは、鈴を傷つけました。それはみきおへの愛情からくる行動でした。

しかし、みきおにとって自分の愛する鈴を傷つけたさつきはもはや敵。

これ以上生きて入られても邪魔でしかないさつきは、毒入りのオレンジジュースで殺されてしまいました。

正志はなぜ殺された?

自分の理想の世界を壊す恐れがある人物を全て消してしまいたいみきお。

  • 自分をいじめたクラスメイト
  • 鈴の正義のヒーローである文吾
  • 鈴を傷つけたさつき
  • 文吾の冤罪を証明しようとする心

そして、過去の事件の真相を知っている「正志」。

正志は、心が音臼小事件について調べていることを知り、自分が共犯だったことがバレるのを恐れてみきおに要らないことをするなと脅してきていました。

 

みきおは、心にさつきが殺された現場で目撃された人物の特徴を伝えました。

「小柄、小太り、メガネをかけていた」

心を正志のところに向かわせるための嘘。

 

みきおの思惑通り、心は正志のところに行き着きますが、その時にはすでにみきおによって正志は殺されてしまっています。

さらに、その罪を心に被せると言うみきおの計画通りに心は逮捕されてしまいました。

「テセウスの船」心が再び過去に戻ってからの謎を解明!

レコーダーを拾った後のみきおの行動

音臼小の慰霊碑の前で車椅子から立ち上がったみきおに刺された心は、再び平成元年にタイムスリップ。

気を失っている心を見つけたのはやっぱりみきおでした。

そして心のレコーダーに録音されていた会話から、自分の計画が成功していることや心先生が、これから生まれてくる鈴の弟であることを知ります。

自分が養母のさつきや田中政志を殺すことや、心たち家族が辛い人生を歩んだこと、31年後に心が真相にたどり着き警察が自分に近づくことも録音されていた会話からわかったはずです。

みきおは心へのメッセージを自宅に残し、田中家に身を潜めました

田中のおじいちゃんはどうして殺されたの?

みきおに毒を混ぜた薬を飲まされて死んだ田中老人。

あれは、正志の依頼によるものでした。

家族を見捨てた父親のことをずっと恨んでいた正志がみきおに頼み、殺してもらったのです。

ひるひな
ひるひな
なんで子供に殺させるかなー

お楽しみ会当日

そもそも、もうお楽しみ会での大量殺人を行う計画は変更されていてみきおは毒を入れるつもりはなかったんです。

でも、そうとも知らない文吾と心は必死に止めようとします。

そんな二人の様子をみきおは楽しんでいたんですね。

そして、文吾と心が自分に張り付いている間に、別の計画を進めていました

 

正志が村を出た和子らをさらって小学校の体育館に監禁。

それを翌朝みきおが助け出すことで、みきおは鈴のヒーローになれる!

そして、そのあとは文吾を呼び出して正志に襲わせ、今まで村でおこった事件の犯人を文吾に仕立て上げて逮捕させれば計画は完了……

するはずだった。

正志はどうしてみきおを裏切った?

文吾をスタンガンで襲ったのは正志でした。

でもそのあと、正志はみきおのこともスタンガンで気絶させた上青酸カリを飲ませて瀕死の重体にします。

 

実は、正志も心が持っていたレコーダーに録音された会話を聞いてしまっていたんです。

自分が将来みきおに裏切られて殺されることを知り、正志は先に自分がみきおを裏切ったんです。

文吾を殺人犯にして、その家族を不幸にしたかった正志は、

みきお殺害(死んでないけど)の罪を文吾に着せることに成功。

さらに文吾が罪を認めざるを得なくなるように、「家族皆殺しする」と言うメッセージを隠した本を差し入れしたんです。

目を覚ましたみきおの行動

青酸カリを飲まされたみきおが目を覚また時には、記憶を失っていると言うことでしたが、やはりみきおの記憶はなくなってはいませんでした。

自分を裏切った正志に復讐をするのか?

と思いましたが、みきおが望むことは最初から最後まで一貫していました。

「鈴にとっての正義の味方、ヒーロー」になりたい

今鈴が一番喜ぶことは、文吾の無罪を証明して釈放させること。

みきおはおびき出した心の目の前で今まで犯行を全て自供。その音声をレコーダーで録音で残して、青酸カリを飲んで自殺を図ったのです。

みきおは青酸カリを2回飲んでも死なない人並み外れた「青酸カリ耐性」を持ってたみたいで死なずに、新しくなった現代では平和に暮らしているようだったのでよかった(よかったのか?!)です。

どうしても文吾を殺人犯にしたい正志

そもそもの目的が違った正志とみきお。

みきおは文吾が殺人犯として捕まることで自分だけが鈴の正義の味方になれると思っていたけれどそうではなかったことに気づいたんでしょう。

一番の目的のために文吾を釈放しました。

それに対して正志は、どうしても文吾を殺人犯にしたかった。

母がちょっとした失敗(祭りのキノコ汁に毒キノコを入れてしまった)で逮捕され、人生がめちゃくちゃになった恨みを晴らすため、文吾を死刑にしたかったんですね。

正志は

  • 文吾を逮捕させるための証拠を用意し通報
  • 手紙で心を神社に呼び出す
  • 偽の警察無線で文吾をおびき出す
  • 自分を殺させるために、「心を殺した」と言う嘘で文吾を煽る

と言う、(みきおに比べると若干雑な)計画で文吾を陥れようとしました。

結局心が刺されて、自分が殺人犯になってしまったんですね。

原作も面白い!「テセウスの船」

もともと原作マンガのファンだった私も、真犯人が違うドラマ版はドキドキハラハラして最終回まで夢中になりました。

ドラマ版とは違う原作マンガ、まだ読んだことがない!

と言う人はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

ひるひな
ひるひな
ドラマよりも怖いシーンが多くて、ビビりの私には刺激が強いんですけど次々と読み進めてしまうんです。ちなみに、正志も出てきます。


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