秋になると登場するのがピカピカの新米!
食欲の秋に欠かせない美味しい食材の1つですね。
お米といえば、新米の他に「古米」と呼ばれるものがありますが、一体いつから新米から古米に呼び名が変わるのでしょうか?
もくじ
新米はいつから古米になるのか

実は、はっきりとした区分はないということなんですが
お米の取引の際に使われる「米穀年度」は11月1日が始まりで、翌年の10月31日が終わりに定められています。
それに合わせると
11月以降に出回ったお米は翌年の10月31日までは「新米」ということになります。
米穀年度が定められた時代は米の収穫が11月から始まってい他のですが、近年収穫時期が早くなっていて9月〜10月には収穫が終わり、10月には新米が出回っています。
新米と表示される時期
新米の季節にお米を買って、いつもの袋に「新米」というシールが貼ってあるとウキウキしてしまいます。
この「新米」という表示をすることができる時期は「玄米及び精米品質表示基準」で決められているそうなんです。
新米=収穫された年の年末までに精白、包装された精米
なんですって!
他にも、玄米の状態で収穫された年の年末までに包装された玄米も新米と表示して良いそうです。
新米と古米の違い

呼び方の響きから、ちょっとイマイチ美味しくなさそうなイメージがしてしまう「古米」。
《贅沢な嫁》
ごはん大好き🍙ひるひなです😘毎年この時期に義実家から
「まだ新米じゃないんだけど 11月には新米あるからまた送りますね〜」
と古米が20キロくらい届く🌾
そして新米は届いたことがない🤣
お米、助かるんです!
嬉しいんですけど!
11月でいいんで新米欲しいです🌾
— ひるひな🌼おうちで働くフリーダムママ (@hiruhina_raku) October 24, 2019
私もそうでした↑
でも、食べ方によっては古米の方が良いということもあるそうなんです!
新米 | 古米 | |
食感 | 柔らかめ、粘りあり | ぱらっとしていて固め |
香り | 甘い | 独特の古米臭 |
見た目 | ツヤツヤで真っ白 | 光沢がなく、くすんだ色 |
炊き方 | 水加減を控えめにする | 通常通り |
炊きたてのもっちりごはんを食べたい!という時には新米がぴったり!
でも、チャーハンやカレーなどぱらっとしたごはんがいい時や、お酢を染み込ませたいお寿司に使うには古米の方が向いているんです。
古米の賞味期限は?
お米は加工食品ではないので賞味期限が書いてありません。
じゃあいつまでも大丈夫……?
ってことではなさそうです。
買ったお米を美味しく食べられる期間
購入した袋に入ったままで未開封であったとしても、お米の袋には空気穴が空いているので徐々に劣化していきます。
未開封のお米を美味しく食べたい場合は
- 秋冬→2ヶ月
- 春夏→1ヶ月
ぐらいが限度だと思っていて良さそうです。
美味しい古米がある!
精米されて時間が経ってしまった古米ではなく、玄米の状態で氷温保存された古米は新米に負けず劣らず美味しいといいます。
お米は水よりも低い温度で凍るので、氷点下のお米が凍らない温度で保存されることで
- 米から糖類やアミノ酸が分泌される
- 暑さや湿度による黄ばみ、匂いが出るのを防ぐことができる
という古米に嬉しい効果が。
新米、古米どちらにもいい面がある!

新米は秋の風物詩的な存在。
一年にその時期しか味わえない美味しさを楽しみたいですね。
それに対して、古米も古いから不味いということはありません。
買って時間が経った新米よりも、精米したての買ったばかりの古米の方が美味しい…ということも。
その時々美味しいご飯をいただきましょう。
ごはんのお供におすすめ!↓
