もくじ
お米を今すぐに炊きたいのに……
家事スキルの上達を目指すひるひな(@hiruhina_raku)です。
毎日ごはんを炊いてはいるけれどそのクオリティがバラバラで、美味しく炊ける日とイマイチな日がある気が……。
そこで気になったのが、お米を水に浸す理由と美味しく炊けるその方法!
いまさら聞けない基本的なお米の炊き方について学んでいきます。
お米を水に浸すのはなぜ?
研ぐ時にもお米は水を吸います。でも改めて水に浸けておくというのには理由があるようです。
お米を水に浸す理由
- お米の中心まで水分を行き渡らせるため
- 炊く時に、熱を中心まで届けるため
- ふっくらとしたごはんに炊き上げるため
硬い生米に水分を浸透させることで米の中心まで水分が届き、炊いた時に中までふっくらとしたごはんに変化します。
お米を水に浸す時間
- 夏は30分〜1時間
- 冬は1〜2時間
冷たい水の方がゆっくりと米に浸透するので、冬の方が長く浸水させます。
丸一日水に浸けておいてもOK?
- 常温だとお米がもろくなったり雑菌の繁殖が心配
- 冷蔵庫での保存なら9〜12時間くらいはOK
お米は1〜2時間水に浸けておくことで芯まで水分が行き渡ります。それ以上は入らないので吸水をする必要がありません。
最初から長い時間吸水させることがわかっている時は、塩をちょっと入れておくと雑菌の繁殖を防ぐことができます。
お米をすぐ炊いてもいい?
お米に吸水させる時間がなく、すぐに炊きたい!
ということ、よくありますよね。
これって美味しいごはんを炊くためにはNGなのでしょうか?
炊きたてを食べるなら問題ない!
いますぐ食べたい!
ということで吸水なしで炊く分には、多少ふっくら具合が劣るかもしれませんが、食べられないほどにはなりません。
ただ、冷めた時に芯を感じたりパサパサしてしまうので、お弁当に入れるのはあまりおすすめできないんです。
最近の炊飯器ならそのままセットしてOK!
今の炊飯器は吸水させる工程が含まれていて、わざわざ吸水時間を考る必要がないものもがほとんど!
使っている炊飯器をチェックして、吸水不要ならそのままお釜にセットしちゃいましょう♪
美味しいごはんを炊くPOINT
お米を炊く時には気をつけるPOINTはたくさんありますが、水をセットするときも美味しく炊くコツが。
- 冷たい水で炊く
- 炊飯を始める前にお釜に氷を2個ほど入れる
冷たい水で炊くと、ゆっくりと温度が上がりながら中まで水分と熱が伝わります。
その結果、ふっくらとしたごはんになるといいます。
これは、あらかじめお米に吸水させなかった時の場合。
急ぐときにはこんな奥の手が。
浸水時間がない場合でも、おいしいごはんをあきらめることはありません。水ではなく、ぬるま湯で炊くと、吸水が早くなってじゅうぶんおいしく炊き上がります。このとき10分でも浸水させると、いっそう効果的です。黒川農場
ぬるま湯でじっくり吸水させてしまうと、柔らかすぎるごはんになってしまうので、10分くらいというのが重要です!
ちょっと面倒…でも美味しく食べたいから!
食べたい時間から逆算して研いで吸水させて……
っていうのはやっぱり、正直面倒です。
でも、先日正しく吸水させて炊いてみたら、いつものお米がふっくらした気がしたので、がんばってみようかな……と家事下手なりにやる気を出しているひるひなです。


ごはんが美味しいと、毎日の食事で幸せを感じることができますもんね。
ちょっと面倒だけど(←しつこい)吸水は大事ということがわかりました!