気になる話

今年の漢字 2019年は「令」に決定!平成元年はどうだった?

毎年年末に、その年の世相を表す漢字一文字が「今年の漢字」として発表されます。

令和元年の2019年は「令」と発表されました。

「今年の漢字」は『日本漢字能力検定協会』のキャンペーン

京都の清水寺で、大きな紙に筆でその場で書いて発表される「今年の漢字」。

決めるのは『日本漢字能力検定協会』で、公募で一番たくさんの人が応募した漢字に決定されるそう。

今までの「今年の漢字」一覧

今年の漢字主な理由
2019新元号「令和」。法令改正による消費税増税や芸能界の不祥事が続いたことで「法令遵守」の意識が高まった。

自然災害が多く「警報発令」や「避難命令」が多く発令された一年だった。

2018地震や豪雨、大型台風などの災害が多い一年
2017北朝鮮のミサイル発射や九州の北部の豪雨
2016リオ五輪、東京五輪まであと4年、ピコ太郎さん、政治とカネ問題
2015建築偽装問題、テロや異常気象、安全保障関連法案審議など安全への興味が高まった
2014消費税増税
2013東京五輪の開催決定、サッカーWカップ出場決定、東北楽天ゴールデンイーグルスの初優勝など日本が「輪」になって歓喜をした。その他「笑っていいとも!」の終了も
2012金環日食。様々な金字塔が打ち立てられた(東京スカイツリーの開業、ロンドンオリンピックの金メダル、山中教授のノーベル賞受賞)。お金にまつわる問題
2011大きな自然災害で感じた人との絆。ランドセルを寄付した「タイガーマスクの伊達直人」さん。なでしこジャパンのW杯優勝
2010記録的な猛暑。チリ鉱山事故。
2009政権交代。イチロー選手の新記録。インフルエンザ新型の流行。
2008アメリカでオバマ氏が大統領選に勝利。サブプライムローン問題やリーマンショック。ゲリラ豪雨や地殻変動。
2007食品偽装問題が多発。耐震偽装、政界に様々な偽装が発覚
2006悠仁さまの誕生。いじめ自殺や虐待、飲酒事故などが多発
2005愛・地球博の開催。卓球の福原愛さん、ゴルフの宮里藍さん、バレーボールの大友愛さんの活躍。愛情の欠如を感じる事件が多発。
2004台風や地震、豪雨、猛暑などの自然災害が多発。美浜原発事故や殺人事件などの人災が目立った
2003阪神タイガースの優勝。
2002北朝鮮拉致被害者の帰国。原点回帰現象(古い歌が流行った)
2001アメリカで同時多発テロ。
2000シドニーオリンピックで金メダル獲得。朝鮮の統一に向けた「金・金首脳会談」が実現。
1999東海村の臨界事故や無差別殺人の多発、警察の不祥事など「世も末」な出来事が多かった
1998和歌山のカレー毒物混入事件。ダイオキシン問題
1997山一證券の倒産。サッカー日本代表が強豪を倒した。
19960-157食中毒、狂牛病が広まる。
1995阪神淡路大震災。金融機関の崩壊、オウム真理教による地下鉄サリン事件など恐れに震えるような事件が多発

令和元年が「令」なら平成元年はどうだった?

今年の「令」に決まったのは「令和」が決めてだと思いますよね。

だったらその前の元号の時はどうだったっけ……

と思って振り返ってみましたが

平成元年は1989年。

まだ「今年の漢字」の発表が始まっていなかったんです。

このままこのイベントが続いたら、「令和」の次の元号の時も、元号にちなんだ漢字が選ばれるかもしれませんね。

2020年が良い年になりますように……

「今年の漢字」はその一年を振り返って選ばれるものが多いですが、その漢字には、来たる次の一年に対しての思いも含まれています。

2019年の「令」も、災害の多い一年を乗り越えて、さらに新しい時代が明るいものになるように……という願いが込められているということ。

2020年は東京オリンピック・パラリンピック開催の年。

来年の年末はどんな漢字が選ばれるのか、楽しみですね。

おすすめしたい!美味しいもの